文法

語形変化(活用)が生じず、語順が意味を解釈する際の重要な決め手となる孤立語である。ちなみに英語も孤立語的である。基本語順はSVO型である。しかし、現代北方語や文語では「把」や「將」による目的格表示などがあり、SOV型の文を作ることができ、膠着語に近づいている。

  • 標準語の文法:我去图书馆看书。Wŏ qù túshūguǎn kàn shū. (図書館へ行って本を読む。)
    • 上海語の文法:我到图书馆看书去。ngu to dousucuoe choe su chi.

現代語では、日本語のように動詞の前後や文末に助詞・助動詞が来る。例えばは動詞につくとアスペクト(完了)を表し、文末につくとモダリティを表す。


なお中国語には時制を表す文法カテゴリーが存在しない。一方でアスペクトは存在し、動詞に「了」(完了)「」(経験)「着」(進行)をつけることによって表される。

  • 昨天我了电影院。

また、 による語形変化がないのが孤立語の特徴である。したがって、中国語でも名詞や形容詞に格の変化は生じない。格は語順によって示される。

1人称単数の人称代名詞「」 (wŏ)

  • 去过中国。(主格;私は中国に行ったことがある。)
    • 上海語:到中国去过个。ngo to Tsoncué chicoughé.
  • 我妈妈让学习。(目的格;母は私に勉強させる。)
    • 上海語:我个妈妈让学习。ngoghé mama gnian ngo ghózí.
    • 英語が同じ語順: My mom made me study.