語彙
中国語は基本的に単音節言語であるが、現代語は複音節の語彙が増えている。中国語の表記に使う漢字は一音節に一文字が用いられる。
例
- 家(jiā; 家)
- 走(zǒu; 歩く)
- 大(dà; 大きい)
例外的に借用語など、単音節では意味を持たない語がある。
例
- 玻璃(bōli; ガラス)
本来の中国語の語は単音節であるため、必然的に多義語や同音異義語が多くなる。このため、特に北方語において、「目」→「眼睛」、「耳」→「耳朶」、「鼻」→「鼻子」などのように複音節化して意味を明確にしている (橋本、1981)。
また、同じような意味の単音節の形態素を並べて、2音節の熟語を形成することがある。例えば、動詞「学」(学ぶ)はピンインで (xué) と表記されるが、これとの同音異義語は5通り(学、穴、噱、踅、泶)以上あり、「学ぶ」という意味をはっきりさせるために2音節の語にして「学习」 (xuéxí) とすることもできる。